山都そば (福島県喜多方市山都地区周辺)
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山都そばとは
料理名 | 山都そば |
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別名 | - | 都道府県 | 福島県 |
地域 | 喜多方市山都地区周辺 |
発祥時期 | 不明 |
概要 |
「山都そば」は、福島県喜多方市山都地区周辺の郷土料理。 昼夜の寒暖の差が大きく、きれいな水で育った蕎麦の一番粉を使い、つなぎを一切使わずに手打ちされる、そば粉100%の蕎麦です。 山深い山都町は、稲作に向かず、昔から蕎麦を栽培し常食としてきました。 「新そば」をはじめ、将軍家にも献上されていた「寒晒しそば」、「雪室そば」などが、山都町、宮古、一郷、一ノ木、高野原など約30ヶ所で提供されています。 「寒晒しそば」は、寒さの厳しい大寒頃に、渓流にソバの実を約10日浸してから寒風に20日間晒して自然に乾燥させたそばの実を使います。そばの味が深くなり、弾けるようなコシの蕎麦が出来上がります。 「雪室そば」は、冬に降り積もった約500トンの雪を投入して低温貯蔵する施設です。冷蔵庫保管では蕎麦は乾燥して風味が失われていきますが、雪を使うことで室温5度、湿度70%が保たれ、年間を通して新そばのおいしさを一年中楽しめます。 |