馬肉のかやき鍋 (青森県五戸町)

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馬肉のかやき鍋とは

料理名馬肉のかやき鍋
別名桜鍋
都道府県青森県
地域五戸町
発祥時期不明
概要

「馬肉のかやき鍋」は、青森県五戸町の郷土料理。

しょう油、日本酒、味噌で味を調えた出汁に、ごぼう、大根、凍豆腐、キャベツを加えて煮込み、炒めた馬肉を入れて少し煮込んだあと、にんにく、しそ、長ねぎを入れます。
体が温まる大衆的な鍋料理として五戸町の名物料理になっています。

「かやき」は「貝焼き」が訛った言葉で、大きなホタテの貝殻を鍋代わに、季節の魚と野菜、豆腐、茸などを味付けしただし汁で煮込む料理で、東北一帯ではかやき料理が数多くあります。

五戸町は気候・風土が馬の飼育に適していたことから、8世紀頃から馬の飼育が始まり、鎌倉時代には牧場が作られています。

明治時代には陸軍の要請で軍馬の飼育が行われ、第二次大戦後の軍の解体後、残った馬たちをどうするかが問題となりました。

県は五戸町に多く在住していた馬の仲買人(馬喰 ばくろう)に相談し、料理屋が開かれ、馬肉料理が名物となりました。


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