山人料理 (福島県檜枝岐村周辺)

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山人料理とは

料理名山人料理
別名やもうどりょうり
都道府県福島県
地域檜枝岐村周辺
発祥時期不明
概要

「山人料理」は、福島県檜枝岐村周辺の郷土料理。

高地にある檜枝岐村は約98%を林野が占め、稲作はできず、蕎麦と自然の幸を中心とした食文化が発達しました。
村人は昔から山の中に小屋を作って狩猟や山の幸、川の幸を得ており、この男達を「山人(やもーど)」と呼び、その生活の中で工夫し属されてきた郷土料理を「山人料理」といいます。

「裁ちそば」
そば粉100%の生そばを2~3mmほどの厚さに伸ばし、何枚か重ねて布を裁つように包丁を手前に引きながら切る「裁つ」製法で作られます。

「はっとう」
そば粉と餅米粉を熱湯でこね、菱形にして茹でたものに「じゅうねん」(会津特産のエゴマ)をまぶします。

「つめっこ」(蕎麦すいとん)
季節の野菜と鶏肉を煮込み、そば団子をちぎって入れた味噌汁。

「やきもち」
そば粉の皮のなかに、山菜、漬物やグミの実などの具材を包み込んで焼いたもの。
1年間の無事を感謝する「まっこはたき(悪魔を打つ)」(12月27日)の風習の日に供えられます。

「そばがき団子」
そば粉を湯に入れて練り、固めたそばがきを丸く団子状にしたもの

「山菜料理」コゴミ、ウド、フキ、ミズナ、ユキザサ、ワラビ、ゼンマイなど

「キノコ料理」アカキノコ、マイタケ、ナメコ、シメジ、ムキタケ、カノシタなど

「岩魚」「サンショウウオ」などの川魚。天ぷらや塩焼きなどでいただきます。

「熊、鹿、兎」熊飯は祝い事などハレの日に供される特別な料理です。


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