具雑煮 (長崎県島原市)
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具雑煮とは
料理名 | 具雑煮 |
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別名 | - | 都道府県 | 長崎県 |
地域 | 島原市 |
発祥時期 | 1813年(文化10年) |
概要 |
「具雑煮」は、長崎県島原市の郷土料理。 近辺で取れる野菜や魚などを大鍋に大量に入れて煮込む雑煮で、正月や祭礼の食事として地元に根付いている料理です。 島原は、有明海の海の幸と眉山の山の幸が豊富なことから、鰹、いりこ、かしわ、あご、こんぶなどでとった出汁に、餅、山芋、ゴボウ、レンコン、白菜、椎茸、鶏肉、蒲鉾、焼きあなご、卵焼き、春菊、長崎白菜といわれる白菜とは異なるチンゲンサイによく似た野菜など10種類以上の山海の幸がふんだんに使われます。 寛永14年(1637年)の島原の乱の時、一揆軍の総大将であった天草四郎が、約3,7000人の信徒たちと原城に籠城した際、農民たちに餅を兵糧として蓄えさせ、山や海からいろいろな材料を集めてこの具雑煮を炊き、栄養をとりながら約3ヶ月を戦い抜きました。 |