おいり (香川県)
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おいりとは
料理名 | おいり |
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別名 | - | 都道府県 | 香川県 |
地域 | 西讃地方 |
発祥時期 | 天正15年(1587年)頃 |
概要 |
「おいり」は、香川県の郷土料理。 香川県の特に西讃地方(香川県丸亀市を含む西方)で作られる和菓子です。 起源は古く、天正15年(1587年)頃に、初代丸亀城主の生駒親正の婚儀の際、領下の人々がお祝いに五色の煎りものあられを献上し、殿は大変喜んだということから、おめでたい「お煎りもの」として今も婚儀の時には絶対欠かせない嫁入り道具の1つとして残っています。 うるち米で造った直径1cmほどの丸いかたちで、ピンク・赤・白・紫・黄・緑・青などとりどりの色が可愛らしく、中は空洞でサクサクとした食感と口の中で溶けていく感じ、優しい甘さと淡いニッキの香りが好まれています。 花嫁にこれを持たせ、披露宴のお膳や結婚式の引き出物として、また嫁ぎ先のご近所にも配られるのが古来からの地元の作法とされてきました。 「心を丸く持ってまめまめしく働きます」 という意味も込められ、「おいり」が綺麗だとお嫁さんも可愛らしいと言われています。 |