白みそ雑煮~すべてが丸くおさまりますように~大阪

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白みそ雑煮とは

料理名白みそ雑煮
別名
都道府県大阪
地域
発祥時期
概要

白みそ雑煮は主に関西の正月に欠かせない料理として定着しています。
この項では、農林水産省の「日本の郷土料理百選」に選定された「大阪の白みそ雑煮」について書いていきます。

一年が何事もなく丸く収まりますようにと、白味噌雑煮には、大根、にんじんも通常よりも白く細い雑煮用のものを輪切りにして使います。
その他、小芋や里芋も小さなものを丸いまま、または輪切りにし、丸いおもちをそのまま入れます。

カツオと昆布でとった出汁に、ニンジン、大根、サトイモを入れて軟らかくなるまで炊き、一煮立ちしたら白味噌と餅を入れます。
場所によって鮭や豆腐、ほうれん草などを入れるところもあり、餅も焼いてから入れるなど家庭によってさまざまですが、基本的には、白いもの、まるいもので統一するのが大阪白みそ雑煮の基本です。

船場の商家では、1日と3日に白味噌雑煮、2日はすまし雑煮(東雑煮(あずまぞうに))でお祝いをしていました。
また、お正月には、必ず祝い膳を使いました。男膳は朱塗りで脚が短く、金か黒で家紋を入れたもの、女膳は外が黒塗り、内が朱塗りで、脚は蝶脚と呼ばれる長いもので、銀で女紋(家紋とは別の自分の紋)を入れます。


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