そばめし (兵庫県)
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そばめしとは
料理名 | そばめし |
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別名 | - | 都道府県 | 兵庫県 |
地域 | |
発祥時期 | 不明 |
概要 |
「そばめし」は、兵庫県の郷土料理。細かく刻んだ中華そばとご飯をソースで炒めたもの。 焼きそばに使う麺をごはん粒の2~3倍くらいの長さに刻み、白いご飯と焼きそばに使う具を混ぜ込んで鉄板で炒め、ソースを混ぜて仕上げる神戸下町発祥の料理です。 ごはんと焼きそば、などというと関東方面ではあまり馴染みがないのですが、関西では、うどんとごはん、そばとごはん、お好み焼きとごはんに味噌汁という具合で、お好み焼きや焼きそばは「おかず」、麺類は「汁物」という位置づけで、そばめしは、たとえば納豆とごはんを別々に食べるかごはんに混ぜて食べるかというくらいの気軽な感覚から作られたものだと思っています。 地元のお好み焼き屋さんなどでは、ごはんを持参すると混ぜて焼いてくれる店もありました。 「どろソース」は、ウスターソースの熟成期間中に底部に発生するどろっと粘り気の多いソースで、材料として使われた野菜や果実、香辛料などの成分が豊富に含まれており大変おいしいものですが、ごはんの「おこげ」と同じように、計算して作れるものではなかったため流通には乗らず、地元で消費されてきた稀少なソースでした。 神戸に本社を持つオリーバーソースがこの「どろソース」を定量生産できるように開発をした平成5年(1993年)以降、そばめしとドロソースが全国的にもその名を知られるようになってきました。 現在では冷凍食品で電子レンジで温めるだけで食べられるものや、オリバーから「そばめし用ソース」なども発売されています。 |