ポーク玉子 (沖縄県)

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"ポーク玉子"とは

料理名"ポーク玉子"
別名-
都道府県沖縄県
地域
発祥時期昭和20年頃
概要

「ポーク玉子」は、沖縄県の郷土料理。

薄切りして両面をこんがり焼いたポークランチョンミート(SPAM)と炒り卵をセットにした料理です。
ご飯とお味噌汁をつけた「ポーク卵定食」は、沖縄を代表する朝食として、また飲食店の定番メニューとして定着しています。

戦後、アメリカの統治下となった沖縄で、米軍によって持ち込まれた缶入りのポークランチョンミートが一般家庭に広まりました。

沖縄のコンビニでは、ランチョンミートとご飯の間に卵を敷いて海苔で巻いた「ポーク卵おにぎり」も販売されており、人気商品のひとつとなっています。

さて、SPAM(スパム)というと、迷惑メール(スパムメール)を想起される方も多いと思いますが、まさにこのランチョンミート(スパム)が語源です。
スパムは決して不味いものではなく、沖縄でも毎朝ポーク玉子を食べないと気がすまないという人や、欧米でも愛好家は多くいます。ただ、ステーキなどと比べれば肉商品としては確かに低級な食材で、生活水準差別の対象として揶揄される代表的なものとして、また、「スパーム」(Sperm・精子)と似ていることから、「卵とスパム」(卵子と精子)というスラングに使われることも多いようです。

迷惑メールがスパムと呼ばれるようになったのは、朝鮮戦争、ベトナム戦争あたりまでの軍の供給品として、缶入りで長持ちし、栄養価も高いスパムが非常に多く供給され、兵士達が「昨日も今日も明日もスパム、来週になってもまだスパム」と、スパムに飽き飽きしていたことから、ウンザリするくらいしつこく送られてくるダイレクトメールを「スパム」と呼ぶようになりました。SPAMにとっては迷惑な話ですね。。


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