かて飯 (新潟県十日町市)

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かて飯とは

料理名かて飯
別名-
都道府県新潟県
地域十日町市
発祥時期不明
概要

「かて飯」(かてめし)は、新潟県十日町市の郷土料理。

混ぜるという意味の「かてる」が語源で、ご飯の中に他の穀類や野菜を混ぜたもので、埼玉県秩父地域で古くから食されてきた料理です。
水田が少ない石黒地区では、畑で収穫したアワやイモなどを貴重な米に混ぜるカテ飯が常食で、白米のみのご飯を食べることができるのはごく限られた層の人たちでした。

特に戦中戦後の食糧難の時代には、米節約のために、ご飯と言えば「かて飯」で、学校でも「かて飯の弁当」が奨励されたため、白米の弁当を持って行った生徒はかえって肩身の狭い思いをしたそうです。

かて飯の種類

・「芋飯」サツマイモを混ぜたもの
・「大根飯」細かく刻んだ大根を混ぜたもの
・「アワ飯」アワを混ぜたもの
・「菜飯」細かく切った菜を混ぜたもの
・「豆飯」大豆を炊き込んだもの
・「キビ飯」トウモロコシを炊き込んだもの
菜飯やキビ飯、芋めしは、当時も比較的好まれていましたが、アワ飯や豆飯、大根飯はおいしいものとは言い難いものでした。


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