おきゅうと (福岡県)

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博多おきゅうととは

料理名博多おきゅうと
別名-
都道府県福岡県
地域
発祥時期不明
概要

「おきゅうと」は、福岡県の郷土料理。

博多では江戸時代から食されており、博多っ子の朝食に欠かせないおかずのひとつです。

エゴ(えごのり)で粘りを出して、ケボ(イギス)で固めると言われるおきゅうと。
昔は博多湾でエゴとケボの2つの海藻が、ちょうどいい具合に混ざった状態で一緒に採れたということですが、これを湯で煮溶かして裏ごししたものを小判型に薄く伸ばし、冷え固まったら完成です。
博多では、おきゅうとを丸めたものがスーパーなどでも販売されています。

よく冷えた『おきゅうと』を短冊形に切って、ネギ、ショウガ、カツオ節などをのせて、醤油や酢醤油をかけていただきます。
もっちりとした食感と喉越し、磯の香りが広がります。

博多のきゅうと」「鳥取のイギス」「佐渡のいごねり」、北前船などの交易を通じて博多から九州、中国、佐渡へと伝わっていきました。
愛媛県今治市などの瀬戸内海地域では、いぎす草と大豆粉を一緒に煮溶かした「いぎす豆腐」が有名です。

繊維質が食品中で一番多い海藻類は、ダイエットや生活習慣病(動脈硬化、心臓病、糖尿病、大腸がんなど)の予防に効果があり、健康ブームの中、自然な食品の人気が高まっています。


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